Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

友人からの誘い

思えば、3月あたまくらいを最後に、友人たちと会うことはしていない毎日です。
最初は、ZOOMやLINEで、割と頻繁に、コミュニケーションは取っていたのですが、
6月中旬くらいから、そのようなコミュニケーションも、だんだんと回数が少なくなってきました。

1つは、それぞれのとりまく家庭の状況の変化や、本人の心境の変化。
コロナに対しての考え方など、さまざまな理由もあるんだと思います。
グループで話していても、グループの中で、今までのような心境でなくなっている友人がいたら、
なんとなく察する仲間たち。


お互いの取り巻く環境や、心境の移り変わりをすべて語らなくても、
長くお付き合いをしていると、いろんなことが以心伝心まではいかないけれど、
友人として理解しあい、いい距離感を保つことができるわけですが、
リアルに会うことを長くやっていない今の状況のなか、「いい距離感」がいつのまにか、遠い距離になってしまって
それすらにすっかり慣れてしまっている自分がいます。



緊急事態宣言が解除になったタイミングで、1度会うチャンスは、今になればあったかな?とは思うんだけど、
自分を含めて、友人たちも、コロナ禍という条件の毎日が終わったわけではないし、
中途半端な行動をしたいとは思っていなかっただろうからか、「会おう」という選択は誰の口からも出てきませんでした。
それは、類友というか、同じ感覚を持ち合わせていることを、改めて感じた次第です。

(この感覚は、あくまで、東京に住む私たちの感覚です。)

自分の日常が、家庭と週に何回かの仕事。
もちろん旅行なんかはかんがえていないし、あれだけ映画館に通っていたのに、行きたい気持ちもない。
友人に会ってたわいない話をしながらランチする楽しみすら、すっかり忘れてしまっています。
こどもたちとも会うことも控えている生活。
それが当たり前な生活。

すべてに無欲な生活に慣れてしまうのも、寂しいな。と思ったりしていたら、
さきほど、久しぶりに、めったに会わない友人から、「会って話さない?」と、ランチのお誘いがきまして、
うれしさ半分、いいのだろうかという罪悪感半分。
もやもやしています。

街のレストランやカフェでは、わいわい言いながらランチしていたり、カフェしている人たちを横目でみながら
通勤したり、買い物したりする自分。
そっち側にいっていいのかな? いいじゃん!それくらい。生真面目は本当に損だよ!とささやくもう1人の自分。


友人への返事は、もうしばらく考えて、答えようと思います。