Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

オーバーツーリズム

今年になって、
この言葉をあちこちで聞くようになりました。

コロナによる制限が外され、
国外国内共に、観光地にどっと観光客が殺到し、
地元住民の生活や自然環境が脅かされるような
負の影響をもたらすだけでなく、
そのことによって、
観光客側も、満足度が低下してしまう
相互ともに負の影響を受ける状況のことをいうようです。


日本でいえば、
インバウンドの復活で、
富士山が大混雑。人数だけの問題でなく、
登山者のマナーが低下している。

気軽に登頂できる考えが、周りの登山者や
地元住民や自治体に迷惑をかけることになっています。



同じく、京都が今
訪問客が溢れすぎて、地元住民の生活を
脅かしているようです。


京都観光で残念なことの一番の理由が、
「混雑」
これは観光客側からも不満がでている。


ちょうど一年前の10月、
政府が、海外からの団体客ツアーの受け入れを
始めた直後くらいに、
京都旅行に行きました。




それでも、市内を走る公共バスは、
主だった観光地行きに関しては、いつも満員で
時には、次のバスを待とうと、やり過ごしたことも、ありました。
タクシーでさえ、
時間によってはなかなか使えない様子でした。


去年であんな状態だったから、
今年の京都は、
すごいことになっているんだろうなと、
容易に推察されます。


この話を、京都在住の友人と話した時、通勤時間帯はどうしても公共バスを使わないといけないから、
かなり早めの時間帯から出発しなければならないそうです。




観光地のみならず、市内どこも人、人、人だらけ。
うんざりしているようです。


https://www.kyokanko.or.jp/project/sustainable/




日本に比べて、他の国は、
このオーバーツーリズム対策は、かなり早い段階で取り組んでいるようですね。


https://ovninavi.com/les-cloches-davertissement-de-lautotourisme-dans-le-monde-entier-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AB%E4%B8%96%E7%95%8C/


https://spaceshipearth.jp/italy-environment/




日本は、いろいろな決め事がこれから、
のようですね。

状況に対する決断、判断、取り組みが
遅過ぎる、鈍感な国にならないように
もっと危機感を持って、
取り組んでほしいと思います。