Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

怪物だーれだ

是枝裕和監督の作品を最初の観たのは、
柳楽優弥君が当時10代でカンヌ映画祭の主演男優賞を獲得した作品、
「誰も知らない」
を、映画館で鑑賞しました。



この作品は、
巣鴨で、実際あった
子供置き去り事件をベースに作られていて、
その内容もショッキングで、
なおかつ、彼の演技にも驚かされました。


その後、是枝監督の作品は、
気になるものは観ています。


今回の作品、
脚本家の阪元裕二さんが参加されているということで、観ておきたいと思い、
先週末映画館に行きました。



あらかじめ、
この映画に関するレビューやあらすじなどの情報は入れませんでした。



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いまから鑑賞されるかたもいるので、
詳細は書きませんが、
なるほど、そういうことだったんだ。




私も誰かにとって、怪物になりかねないんだ。





普通、って何なんだろう。
私たちは、
自分が理解する普通を、だれかに無邪気におしつけているのかもしれない。


1番胸を打たれたシーンは、
安藤サクラ演じる母親が、車の中で息子に、母からしたら何気ない会話のつもりが、
それを聴いている息子が苦しくなり、
多分、
その場にいられなくて、
走行中にもかかわらず、
ドアを開けて、その場から逃げ出したシーン。




1回の鑑賞では、理解できなかった個所もあるので、
この作品の中で伝えたかったことの確認を、いつかもう1度観てみたいと思いました。



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こちらのYouTubeチャンネルは、
ドラマ映画の考察されていて、面白いです。
まだ、この回のはまだ観てません。




この映画が最後の作品となった
坂本龍一さんの曲がとても美しかったということも記事に残しておきたいです。