すっかりテレビ視聴は、朝夕のニュース番組以外は、
iPadでTVerになって、
しかも、続けてみたい番組が、いまやたった1番組になってしまった今日この頃。
以前も、ブログで話していた「セブンルール」は、
毎回、とても魅力的な女性をピックアップして、彼女たちの生き方について、
いろいろ考えさせられたり、感動したりしています。
先週、今週と、2週にわたって、今回紹介された女性は、
同世代ということもあり、非常に興味を覚え、
彼女の、「セブンルール」、自分の覚書きとして、残しておこうと思います。
今回、紹介された女性は、親子です。
「天才を育てるルール」スペシャル
ディリーゴ英語教室代表 廣津留真理さんと、娘のバイオリニスト廣津留すみれさん。
大分県生まれのすみれさんは、塾に通わず、公立高校からハーバード大学入学、首席で卒業、
さらに、ニューヨークのジュリアード音楽院入学、首席で卒業。
その非凡な才能を育てた方が、真理さん。
真理さんの運営する英語教室が、とてもユニークで、
ABCの書き取りをしない
ローマ字しません
文法しません
ひたすら、音読
小学低学年の子供たちが、中学生レベルのの英語の本を、文法や単語の説明なく、ひたすら音読、
さらに、学習効率を上げるために実践しているのが、
音読に詰まっている生徒がいても、次の英文にいく。
飽きる1分前に終わる
とにかく褒める
独学で作り上げた学習方法で、これまで1万人以上の生徒を、全国でも(ZOOM等など)指導。
幼児が、たった1年で中学3年生相当の学力が習得できると話題になっているそうです。
彼女がいかにして、娘の能力を伸ばしたのか、
また、
彼女自身の生き方に、すごく興味を覚えました。
真理さんのセブンルール
1.英語はとにかく音読する
2.我が家をイベント会場にして使う
3.娘には、本音では話さない
4.1つのタスクは、5分で終わらせる
5.1年じゅう、ノースリーブ
6.仕事に悩んだら温泉に入る(別府温泉)←地元にこだわる理由
7.JUST DO IT
すみれさんのセブンルール
1.毎日、TO DOリストを手書きする
2.夕飯は、人と食べるようにしている
3.わからないことがあれば、即ググる
4.集中力アップのために15分寝る
5.その日着た服を日記に書く
6.人と比べない(田舎ゆえに、周りに同じ環境のライバルがいなさすぎる。これを長所と理解)
7.JUST DO IT
お母様の真理さんが、かなり面白いです。
突き抜けてるところがあります。
常識に全くこだわっていない。
「満点が、そもそもダサすぎ。上には上がある」
子育ては、恋愛と同じ。オモイオンナと思われたくないでしょ?
ですって。
バブルのなごりがプンプンな昭和の香りがする言葉遣いや振る舞いも、かなり面白い。
どうやって社会をいい方向にもっていくかは、
何も考えずにやるだけ。
行動する。
娘を授かった瞬間、せっかく授かった子供に、自分が大人として何ができるか考えたときに、
世界のあらゆる記号を、いろいろ読み解く方法を小さいころから教えていきたいと思ったそうです。
そんな母の想いを受けた娘も、
自分のリミットは100パーセントでないと思っているので、
勉強も100%、バイオリンも100%、ほかにやりたいことがあっても100%の力で丁寧にやる。
自分の限界に満足することなく、失敗を恐れず、まずやってみる。
とりあえず、手を挙げる。
どんなゴールで、どんな失敗があるかわからない。
半分失敗するけど、失敗も糧にできるから、
最初から難しいことを選んで
リスクをとれる子供になってほしい、と。
子供の可能性を信じてきた母親と、その情熱を一心に受けて育ってきた娘。
失敗を恐れず、とにかく行動する力。
母の想いは、確実に娘に受け継がれていました。
こんなに信念をもって子育てをしてきたか?と、自分に問うても、
はいとはとても言えません。
何が良くて何が悪いか、それぞれ幾通りの考え方、子育ての仕方がありますが、
とても力強い、ぶれない信念と自由さに、魅力を感じます。
英語の学習方法も、かなり興味深いものがあるので、
書籍を何冊か読んでみたいと思いました。
前半先週分の番組の中の、真理さんのルール3の、
娘には、本音で話さない。
ということば。
言葉だけを読むと、?となるかもしれませんが、
その理由を聞くと、うん、よくわかる、それ。
なるほど、それを心掛けるって、本当に大事だなと、思いました。
番組のパーソナリティの方々みなさんがコメントしていたのが、
なんか、この親子の闇部分を知りたくなる。
弱音吐いてほしいんだけど、それが全くないのが、すごい。
もちろん、人間だから、弱い部分もきっとあるでしょうが、
あえて見せないのか、本当にないかもしれない。
でも、充分、強いだけでない人間味あふれる部分も伝わりました。
明るい部分、力強い部分を見せてもらったことで、逆に、こちらもなんだかパワーをもらえた気分です。