友人と話していると、
家族全員、夫と子供2人が、リモートワークで、朝昼晩毎日食事の用意で、かなり疲れているとのこと。
1戸建てでも、個人の部屋がそれぞれあっても、だれかれかがリビングやキッチンに来る。物音もあまり立てられない。そろそろ息が詰まってきたと。
別の友人は、マンションで、夫と2人暮らし。
金融機関でしたが、先週からいよいよリモートワークになり、
ご主人は、部屋を持っているのに、リビングにパソコンを持ち込み、そこで1日仕事。
友人も週に2.3回働いているので毎日ではないけど、
夫がリビングを占拠していると、料理を作る以外は、自室にこもっているそうです。
こもっていても、マンションなので、ドア1枚の不自由さに、息苦しいとのこと。
また、違う友人宅は、お子さんが、去年の秋から外国の大学へ留学をしていたけど、今回のコロナで帰国。
リモートで大学の授業を受けてはいるけど、何のための留学なんだというジレンマが親子でじわじわ不安感不満感、先行きどうなるかなど、子供の不安感をうけとめると、今後について考えてしまうという話も。
私たち世代でも、いつもと違う生活に、心が疲れてきている状況。
ましてや、小さな子供や、小中高大生をお持ちの家庭は、もっといろんな問題が噴出してきているのではないかと思います。
先行き不安、今の状況がいつまで続くのか、いろんなことが心の疲弊につながってきているような気がします。
これに、収入の見通しがわからないことで生活の先行きが見えないということになると、
もっと深刻になっているのではないかと思います。
たぶん、5月6日までの緊急事態宣言が、解除になることはまずないかと思うので、
心の余裕部分を保つ術を自分で見つけていかないとやりきれなくなってくるのでしょう。
昨日のTBSの報道特集で、コロナ対策で結果を出している韓国と台湾の政府の取り組みを観ていると、日本政府の取り組みは、かなり楽観的でとにかく遅いという感が否めません。
韓国は、MARS感染で学び、法律の改正など速やかに行っていることが、今回の結果につながっています。台湾は、中国で感染が分かってからの取り組みがとにかく早い決断と実行の結果がしっかり出ています。
その国の政策判断の違いで、命の明暗が違ってしまう恐ろしい状況におかれ、
試されているような私たち。
今乗っている船が大丈夫なのか、どうなのか。
粛々と過ごしていることしかできない毎日のなかで、こんな気持ちを持ってしまう私も、気分転換が必要かもしれません。
いろんなことが試されているなと、でも、乗り越えてやるぞという気持ちも
あらためて自分自身に確認しました。