Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

よく考えてみる

昨日、ようやく小池都知事が、「東京都のコロナ対策についての方針」について会見が行われました。

 

 


今後3週間が「オーバーシュート発生か否かの分かれ道」 小池都知事が会見(2020年3月23日)

 

IOC委員会が、オリンピック延長決定との発表の後、やっと都として今後についての方針を発表するに至ったのでしょうが、

なんとも遅すぎました。

 

そもそも、オリンピック開催については、この状況で行われるはずがないことくらい、だれもがわかります。

中止か延期か、2択しかありませんでした。

 

 

「選手ファースト」

わかります。

選手の方々は、これを目標に人生をかけた毎日をおくっているわけです。

オリンピックの開催を頂点として、コンディションを作ってきていることは、充分理解できます。

 

「人々に勇気を与える」

もちろん、平時の際の開催であるという前提では、4年に1度の大きな舞台です。

スポーツが感動を与えてくれるものだと思います。

 

でも、今この状況で、

オリンピックは、

もはや「不要不急」のものではなくなっています。

人類にとって、これがないといけないイベントでしょうか。

まず、何より「命」が優先させるべき緊急事態のなか、選手ファースト、感動を与えるなんてことを、同列に語ることが、まず無理だと思うのです。

 

森喜朗さんは、自分が生きてるうちに何とかオリンピック大会開催委員会会長としての責務を果たすことが、ご自分の人生の集大成になっておられるようですが、

おじいさんの目標に、私たちまで巻き添えにしないでほしいです。

 

オリンピック観戦チケット当選して楽しみにしていましたが、

もう早い段階で、実施されたとしても、

危険を顧みずに、会場に行きたいとは思っていませんでした。

 

チケット代金と命は、比べようがないからです。

 

 

週末3連休、まるでコロナは終わったかのように浮かれていた人たちにも、少しは、現状を認識お願いします。

 

コロナ疲れた。

コロナ飽きた。

 

震災と比べたら、

電気も水も、食料もある。

テレビもビデオも、ネットも遮断されてませんよ。

 

いつもできなかったことあるでしょう。

頭切り替えて、楽しみ見つけましょうよ。

 

 

そして、オリンピック開催国である我が国について、、

外出禁止令もでていない、単なる要請しか出されていないあまりにもお花畑の現状であるということを、

ニュースとして、日々全世界にシェアされているのです。

 

 

このような取り組みしかできていない国に、オリンピックを見に来たいと思いますか?

選手だって、命の方が大事です。怖くて来れないでしょう。

アメリカの友人は、「日本は現実がわかってない。理解しがたい。」と言ってます。

国際社会の中で、今後、どのような評価をされてしまうか、

経済再生する気があるのか。

取るべき舵の向きが、反対ではないか。

 

このままなら都市封鎖、あるかもしれません。