タイトルとは違いますが、まずは、
真田広之さん、SHOGUNでのエミー賞受賞おめでとうございます!
長く日本を離れて以来、ずっとアメリカで頑張ってこられて、今回
プロデュースにも関わった作品が、タイトル総なめで受賞されました。
エンタメの世界では、日本は、アジアの中でも立ち遅れているんじゃないかと
言われるなか、
大変誇らしいことです。
そんなニュースがあった日に、
やたら、レビューの評判の良いけど、全く知らない俳優さんしか出演されていない
映画、侍タイムスリッパーを見てきました。
月曜日のTOHOシネマズ日比谷の映画館、大きな劇場枠でしたが、ほぼ満員。
いやあ、面白かった。
以前、カメラを止めるな!という映画が話題になりましたが、
こちらの映画も、最初は、1館からの上映から、評判が広がり、全国的に上映の流れになっています。
個人的には、時代劇には興味や思い入れはありませんが、
この作品から、時代劇やそれに関わる人たちへの敬意を感じられました。
見事な殺陣の場面も、そこに至る息の詰まる心情の駆け引きや、
時代劇にかける作り手達の愛情などを感じることができました。
奇しくも、その日、真田広之さんの時代劇SHOGUNのエミー賞受賞が重なり、
不思議な気持ちになりました。
ディズニーやHuluなどが関わった超大作SHOGUNとは、
ま反対の環境の中で作られたこの作品。
低予算の関係や、ちょっと荒削りな部分もあって
巷のカンペキな映画とは、一線を画すかもしれませんが、
どちらも、熱い想いがこもった作品と思います。