Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

わたしも、「OO年後のただいま」をしたい

「ライオン、25年目のただいま」
という映画をご覧になった方はいますか?


インドの貧しい村で暮らす5歳の少年サルーは、彼の兄と一緒に、小銭を探して回る毎日を過ごしていました。
ブルハーンプルという駅まで2時間ほどかけて列車で移動したサルーと兄のグドゥ。
疲労で体調を崩したサルーをホームに残し、グドゥは1人で小銭探しに出かけます。


駅のホームで目を覚ましたサルーは、グドゥが戻って来ないことで気が動転し、
兄を探して停車中の回送列車の車内に入ってしまい、
列車はサルーを乗せたまま発車してしまい、
車内に閉じ込められたまま現在のコルカタまで1600キロも運ばれてしまったのです。

その後、
数奇な運命をたどりオーストラリアの夫婦の養子となったサルーは
大学のクラスメイトのアドバイスを受け、Google Earthで記憶を頼りに、
故郷を探し始めます。

そして、Google Earthのおかげで25年ぶりに母と兄の元へ戻ったという、衝撃の実話をベースにした映画です。

2017年公開の映画でしたが、劇場で鑑賞するタイミングがなかったので、
amazonprimeで鑑賞しました。

内容は、ほぼ実話をもとに作られているようですが、実際は、グーグルアースとFacebookの2つを駆使してたどり着いたそうです。


gaga.ne.jp



私は、生まれは大阪です。
父親が転勤族だったので、10歳まで住んでいました。
その後、1度だけ、大学生の頃かな?当時の幼馴染と再会するために、大阪に行きました。

再会の場所は、新大阪近辺と、
そのまま友人がセッティングしてくれた神戸へ1泊旅行をした記憶があります。
生まれ育った町には訪れていません。


世の中がこんなことになる前の、2019年末に、
Amazonプライムでこの映画を観て、
私も、グーグルマップを立ち上げて、自分が生まれ育った場所を知りたくなりまして、
2020年春に行こうと
大阪一人旅を計画していました。

日程が決まり、ホテル選びの段階で、
コロナパンデミックの状況が、
じわじわ日本にも広がりそうな流れを感じ、
計画は取りやめました。


年老いた父親は、もう当時の家の周りに、何があったとか覚えていなく、
頼りの母は、すでに亡くなってしまい、
妹は、幼かったのでもちろん全く覚えていない。


今でも、1年に1回年賀状のやり取りをしているその当時の友人は2人。
1人は、学校の反対側に住んでいたので、
もう一人の友人といつも一緒に下校してました。

その子の家で、いつもカルピスをいただいて、(まるで注水場所のように!)
わたしはさらに歩いて帰っていたということを覚えています。


そのこの家は、確か薬局で、
お母様は、いつも白衣を着ていて、薬の調合などをしているのを見るのも好きでした。

帰りの道の途中は、左側は古墳があった。右側は公園。ここで、ラジオ体操していた。
古墳の横の道は、いつもなんとなくくらい感じがして走って帰っていたこと。
家の近くには、鉄道がとおっていて、踏切があった。
というかすかな記憶のみ。



幼稚園と小学校の名前は憶えていたので、検索をかけてみました。

今でもありました。うれしかった。
当時は、幼稚園も、さらには小学校も、かなり遠い道のりを歩いていた記憶があります。
大人になった私が歩くとどんなだろう。
試してみたい。


あと、記憶に残っているのは、
よく高島屋に行っていたこと。
動物園にもよく行きました。
今でも思い出す家族の思い出もそこにあります。


グーグルストリートをたちあげて、周りの景色を確認しながら、学校から自分の家がある方向へいってみるけど、
当時と全く景色がちがうことと、
たぶん区画整理されたりで、道路の状況も大きく変わっていることで、何度も迷い、
自分の家の辺りには、たどり着けませんでした。



今日、また久しぶりに、グーグルストリートで、たどってみましたが、やはりたどりつけませんでした。




コロナがおさまったら、
1番はもちろん、実家に帰って父親に会いたいですが、
生まれ故郷の大阪に、「00年後のただいま」の旅をしたいです。
これをしないと、人生の落とし物をしたままのような感じがします。


さらに、その後転勤で移り住んだ街にも訪れてみたいと思います。


いろんな奇跡を楽しみに、、あの頃の自分に会いに行きたいな。