もう20年前くらいから、ご近所に、委託型のブランド品専門のリサイクルショップがありまして、
そのお店は、売りたい品物を持ち込み、お店の方にアドバイスを受けたりしながら、売りたい金額に値付けして、確か1か月間、ショップにおいていただき、
品物が売れたら、設定金額からお店が3割、自分が7割という形で受け取れるシステムで、
そのお店のコンセプトが、お店のイメージに沿わないものはおいていないということで、持ち込む人も購入に来る人も、ある程度イメージができたため、
不用品が出ると、もっぱらそちらにもちこみをしていました。
でも、店主の方が、年齢を理由に閉店されて、
さあ、どうしたものか?と思っていたところ、メルカリを知ることになり、
2年前から、利用し始めるようになりました。
もっぱら売ることしか経験がないのですが、
たまに、こんなもの売れるの?と思いながら出品したものが、秒で売れたり、
思い入れのあるものだと、思い切った価格を付けることができず、なかなか売れなかったりします。
バブル世代のブランド志向ど真ん中に生きてきた私は、
一度、人の手に渡ったものを購入するという選択肢がなく、
今の、中古品でも安く手に入るならばそれで。というカジュアルな考えの世代の方々から笑われるようなマインドがしみついています。
でもたまに、同じ世代のママ友のなかでも、
娘の成人式の着物のショールを、メルカリで購入した
なんていう人がいて、
「娘の大事なセレモニーなのに、デパートで買わないなんて。赤の他人が使用したものを娘に使わせるの?」
と思ったりしましたが、
「セレモニーとはいえ、たった1回なんだから、わざわざ高いもの購入しなくてもいい」
という友人の気持ちも、最近は理解できるようになりました。
いずれにしろ、メルカリがあるおかげで、
ほかのだれかが使ってくれるということならば、気持ちよく手放すことができるわけで、本当に助かります。
メルカリについては、まだまだ語りたいことがあるので、また続きます。