Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

アートな島、直島。でもちょっと思ったこと

2日目は、朝から高速船に乗って

憧れの直島へ、いよいよ。

 

友人から、絶対レンタル自転車を借りる方がいいと言われ、1台電動自転車をレンタル。

ちょうど、オーストラリア人女性と同じタイミングでレンタルしたので、

彼女がベネッセアートミュージアムに行くと言ったから、

私も一緒に。

 

直島についての情報は、実はしっかり地図見て前勉強をしていなくて。

(いつも事前勉強はサクッとしかやりません)

距離感がよくわからず、そもそも割と行き当たりばったりで回る予定でした。

 

港から割と山を登ったあたりに、

ベネッセ美術館がありました。

現代美術の作品が素敵な空間にあり、窓からは瀬戸内の海が見えました。

 

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そこで、女性とは別れて、ヴァレーギャラリーへ。

 

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草間彌生さんのナルシスの庭。

 

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自転車に乗り、家プロジェクトのある集落へ移動。

 

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この本村地区は、

アートプロジェクトといって、点在する空き家を改修して、

人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら

空間そのものをアーティストが作品化しています。

今もなお生活が営まれている地区を

散策しながら鑑賞するといった

街をあげてのプロジェクトだそうです。

 

 

 

街の至る所に、壁にもアーティスチックなものがあったり、

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身近にアートを感じることができるようです。

 

 

さいごに、さらに自転車を漕いで、

あの黄色のパンプキンに会いに。

 

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全部の美術館は回りきれなかったですが、、

瀬戸内の太陽の下、

1日を十分楽しませてもらいました。

 

港では、赤のかぼちゃに挨拶して乗船。

 

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高松に戻りもう一度うどんをいただいて、

サンライズ瀬戸東京行きへ乗車。

 

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シングルソロと言われる個室はこんな感じ。


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朝7時台に順調に東京に到着。

疲れもあり、電車の振動も気にならず、

しっかり熟睡できまして、

旅は無事おわりました。

 

 

憧れの直島は、素敵な島だった。

また行きたいと思う。

 

ただ、ちょっと思ったのが

家プロジェクトのあった本村地区って、

集落の狭いエリア、

民間と民家の間にあったりするような感じで

点在する作品もあり、

 

 

その日がたまたま祝日だったからなのか、

町民の方をほぼ見かけなかったのが

不思議なくらいでした。

 

 

でも、

自分の住んでる狭いエリアに、

毎日多分すごい数の旅行者たちが

軒先を歩いている光景って、

そこの住んでいる人たちは、

本当のところ

どんな感情を持っているんだろうなと、

ふと思ったりしました。

 

 

観光業がもたらす収入は、

この島にとって

かなり占める財源になる

街をあげてのプロジェクト。

 

 

もうそこは承知しているとはいえ、

常に、

すごい数の知らない人たちが

自分の家の前をひっきりなく歩いている

日常。

 

窓を開けるのもためらわれるような、

軒先に気軽に出ることも

なんだか、一呼吸しないと、

誰かの視線とあったり

とか。

 

 

旅行者といっても、いろんな人がいるし。

 

 

 

私だったら、

耐えられるかしら。

 

 

 

なんて、ちょっと思った気持ちもありました。

 

だから、

純粋に旅人としてアートを感じる

素敵な場所だけど、

 

地元のみなさんの日常の中に、

ヅカヅカ入っているような

申し訳なさを感じたのは

わたしだけかな。