Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

Summer has come!

昼間は、半そででもいいくらいな陽気になってきましたね。
桜が散り、つつじの花が咲いて、1年で一番好きな季節が近づいてきました。
ゴールデンウィークも、今週末から始まりますし、
外に出かけたい気持ちになります。


先週、通院の帰りも、お天気が良くて、日差しに負けそうな気持になりましたが、
行ってみたかったスタバに、ちょっと足を運んでみました。





皇居外苑の和田倉噴水公園前にあるスターバックスです。

2021年12月1日にオープンした
皇居外苑 和田倉噴水公園店は、サステナビリティの実験拠点として、
CO2排出、水使用、ごみを徹底的に減らすことを目指した環境配慮型店舗「グリーナーストア」の、日本第1号店だそうです。


グリーナーストアとは、
スターバックス世界自然保護基金WWF)と共同で策定した国際認証「Greener Stores Framework」を取得した店舗で、
の8つの環境基準をクリアする必要がある。アジアでは2021年9月にオープンした上海の店舗に続き、今回が2店舗目だそうです。



椅子やテーブルなどは国産材100%で作られていて、
長い間修理しながら使い続けることが想定されていて、
また、天井から下がる照明には和紙やリサイクルガラスを使い、手作り感のある雰囲気が素敵です。



一部の床には、コーヒーの豆かすを練り込み、CO2を吸収することで固まる新素材で作られたタイルが敷かれていて、
タイル1枚あたり、315gのCO2を吸収しているそうです。
出店工事の際に店舗から出た廃棄物の約85%は、鉄や紙の原材料としてマテリアルリサイクルされたそうです。




特に食品ロスの削減にも熱心で、
注文は、デジタルサイネージに表示されたメニューを見て行います。
商品をケースに陳列せず、実際に提供するときまでは保存しておけるため、賞味期限切れによるロスを減らすのが目的です。



また、使い捨てのカップをできるだけ出さないために、
持ち帰り時は繰り返し使えるカップを使用することで通常価格から割引されるというインセンティブを設けているようです。


自律分散型水循環システムを開発するWOTAと協業したクリーンステーション(手洗い場)を店舗内にスターバックスとして初めて導入し、
手洗い時に使用する水の98%以上を循環利用している。「Greener Stores Framework」の基準を満たすことによって、
従来の店舗に比べ、CO2排出量約30%、水の使用量約20%の削減を実現しているそうです。


手洗い場がレジカウンター横にあるのは、コロナのこの時期には、とても衛生的にもいいですね。




世界で2店目で、これからこのようなタイプの店舗が増えていくことを期待します。
屋根には、ソーラーが設置されており、
特別なコンセプトをもとに作られたお店ですが、
もとより、皇居近くで、都会の喧騒を忘れるような場所に立地しているので、
新緑を愛でながら、
いい時間を過ごしました。