Walking along The Highline

立ち止まることもあるけど、歩き続けていたい。

50代のリアルな毎日。いろんなことをつぶやいていこうと思います。

よあけ

昨日は、持病の検査日。

久しぶりに、街を歩くので、ちょっと緊張しますが、

前からいつか行ってみたかったカフェに行ってきました。

 

かかりつけ病院方面の日本橋に、そのカフェがあります。

 

 

みなさんは、

吉藤オリイさんって方ご存知でしょうか?

 

 

 吉藤オリィ|note

 

ネットや雑誌などさまざまな媒体で、彼を知るようになりました。

 

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パイロットと呼ばれるカフェスタッフは、

さまざまな病気を持っているため、

社会とつながりを持てず、ましてや働くチャンスをもあきらめなければならない状況のなか、

何か自分にできることはないかと探して

この仕事をみつけ、

自宅のベッドや車椅子からでも、接客をすることで、社会参加が可能になり、

賃金を得ることができる。

 

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その仕組みを作り出したオリイさん、

実際に、目で見て体験してみようと思い、通院終わりに向かいました。

 

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今回、2人のパイロットの方に、接客を受けました。

1人の女性は、心臓の病気で、東京で働いていたけど、今はご実家の青森に帰られて治療をされているとのこと。

ほんの少し前までは、自由が丘に住んでいて人生を楽しんでいたそうです。

もう1人は、都内に住まれている若い女性。

音楽大学で、楽器に親しみ、音楽関係の職につきながら、ライブを開いて、公私共に充実した毎日を送っていたところに、

多発性硬化症という指定難病の病気がみつかり、治療をしているそうです。

 

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病気やけがが原因だったり、

吉藤さんのように、小学生の頃から中学生まで不登校を経験したり、

また高齢化など、社会から感じる孤独感、

またコロナ禍が重なって、世の中すべての人が、いま

「孤独と向き合う」時間を過ごしていると思います。

 

 

 

 

吉藤オリィ「新型コロナで気づく、『余計なこと』と『無駄』の価値」:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)

 

 

約2時間、二人のスタッフの方とお話をさせていただき、おいしいシフォンケーキとコーヒーをいただき、

私自身も、何気ないおしゃべりができたひとときを持てて、少し心が軽くなりました。

 

分身ロボットカフェ DAWN 2021 - AVATAR ROBOT CAFE DAWN 2021 (orylab.com)

 

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DAWNは、 夜明けっていう意味になります。

決してこれがレアなストーリーではない、

当たり前な社会を私達も意識して

自分にも何ができるか

という前向きな可能性を 、あきらめずに見つけていくことを改めて思いました。

 

 

#DAWN